2012/11/10

リンパ節炎


11/5(月)の朝のこと。
いつもなら1番に起きてワタシの顔をペロペロして散歩の催促をするジョアンくんが
いつまで経ってもベッドから動かない。
週末ハッチャけすぎて疲れてるのかな?寒いからなのかなぁ~?
などと気になりつつも自分の支度をして洗濯したりしていました。

それでも起きてこない…。いつも最後に起きてくるオリくんもようやく起きてきて
日課のベランダから外を眺めながらの日光浴も終わった。
いよいよ散歩に行こうと起こしに行ったら、相変わらずベッドで丸まってるジョアン。

抱き上げてベッドから降ろしたら、右後ろ脚の先っちょがぷくっと腫れてる?!
しかもうまく歩けず、右脚を上げぎみでヨタヨタ歩きになっててビックリ!
昨日の夜までピンピンしていたのに一体どうしたんだろう、と思いつつも
朝の排泄をガマンしているだろうと外に出してみても、片足は完全に浮かせてピョコピョコ歩き。
脚をあげることも出来なければオシッコすることもできない。

すぐに悪性リンパ腫の治療でお世話になっている獣医さんに電話予約して(完全予約制なので)
首都高とばして連れていきました。テンパリ気味で運転してたかも…。


*****

病院には診察時間ギリギリに到着。ガン治療で腫瘍科認定二種資格を持っている先生が
いる日で本当にホッとしました。
(腫瘍科認定一種の資格を持つ主治医がいない日は二種の先生が診てくれているので、
ジョアンの身体のことをよく知っているのです。)

レントゲンやら整形外科的な診察では、骨やら関節には何も問題が見つからず。
この段階でねんざや骨折の可能性は薄いとのことでした。

触診の際に腫れている箇所から一番近いリンパ節が通常よりも硬くなっていたようで
リンパ節の細胞針もしてもらいました。
そして、いま症状が落ち着いているとはいえ、悪性リンパ腫が関係しているかもしれないと
説明を受けて…、全身のリンパ節の血液は正常であっても、1ヶ所のリンパ節だけに
症状が出て腫れることは稀に起こるケースだと初めて知りました。

結果は虫さされなのか、刺し傷なのか、擦り傷なのか、なにかしらの外的要素による
リンパ節炎と診断されました。そう、悪性リンパ腫の再燃ではありませんでした!
細胞の顕微鏡画像のなかにはもちろん(沈静化した)ガン細胞も多く見られましたが、
ガン細胞のそばでがんばってる好中球(白血球のひとつでガン細胞を抑制している細胞)も
たくさん見る事ができました。

細胞針の結果が出るまで生きた心地がせず、待ってる間の時間はとんでもなく
果てしない時のように感じられましたが、結果を聞いて全身の力が抜けてヘナヘナになりました。
ガン再燃でなくてほんとにほんとによかった!

この日は痛み止め注射を2本チックンしたら、脚を地に着くことが出来なかったのが
嘘のように元気いっぱいにふんばって歩けるようになりました。
排泄もしっかり自力でできるようになりました♪

いまは走らせたりジャンプさせないようにするのが大変なくらい元気に毎日を過ごしています。
「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」って大昔の丸大ハムのCMのコピーじゃないけど
ジョアンくんはヤンチャで困るぐらいでないとね。


後ろ脚が痛かった今朝のオイラ(涙)