毎週金曜日は通院デー。
朝ゴハン抜きだし、緊張してブルブル震えちゃうし、注射はドキドキ。だから週末は憂うつなオイラ。
毎週わざわざ高速道路を使って東京まで行ってるのだし、せめてもと
帰りに広くてキレイに整備された公園や、ごほうびのウマウマが食べられるレストランや
カフェなどに寄り道してあげたくっても、体調が万全じゃないとなかなか実現できないね。
今日は血液検査だけだったけど、やっぱり緊張で疲れちゃったね。
ゆっくり休もう。
現在、3週間おきに3回連続でドキソルビシン（商品名：アドレアシン）という赤い色をした
抗がん剤を投与しています。抗ガン剤の中でも特に激しい細胞毒性を持っている薬で、
血管から漏れると皮膚が壊死し、筋肉が脱落するほど。
取り扱いには細心の注意が必要です。（最悪のケースでは断脚も。）
副作用には心毒性もあります。
不整脈が起きて心臓への負担が大きいため、生涯に使える回数が限られています。
小型犬のジョアンの体重では6回が限度です。
骨髄抑制も副作用も強く出やすい、しかし同時にがん細胞への効き目も絶大の薬です。
こんなに連続で毒性の強い薬をカラダに入れてしまって、罪悪感と不安な気持ちになりますが、
主治医の方針はワンコの体力があるうちにがん細胞を叩いて、がん細胞をゼロに近づけたいと。
（しかし決してゼロにはならない、がん細胞は抵抗力をもって再び増殖する）
再燃までの期間を少しでも先延ばしするために、ジョアンは一生懸命がんばっています。
ジョアンくん、苦しい思いをさせてごめんね。苦しさをわかってあげられなくてごめんね。
だけど1秒でも長く、生きて一緒にいたいんだ。